最終更新日:|エージェントマップ編集部

非公開求人とは?転職エージェントに紹介してもらうコツも解説

非公開求人とは、企業の採用サイトや求人サイトには掲載されず、転職エージェントを通じてのみ紹介・応募できる求人のことです。企業の採用戦略や社内事情への配慮から意図的に公開されておらず、エージェントに登録した求職者にだけ、経歴や希望条件に応じて個別に案内される仕組みです。

本記事では、全国501社の転職エージェントを掲載する比較サイト「エージェントマップ」の編集部が、非公開求人と公開求人の違い、企業が求人を非公開にする理由、そして非公開求人を紹介してもらうためのコツを、中立の立場で解説します。

非公開求人とは?公開求人との違い

非公開求人とは、企業の採用ページや求人サイトに掲載されず、転職エージェントを通じてのみ紹介される求人を指します。原則として求職者が自分で検索して見つけることはできず、エージェントに登録したうえで、経歴や希望条件に合うと判断された場合に個別で案内されます。

項目公開求人非公開求人
探し方求人サイトなどで自分で検索できるエージェントからの紹介が中心
応募者数の傾向多くなりやすい限定されやすい
得られる情報掲載内容が中心担当者から募集背景や社風などを補足してもらいやすい

大手のリクルートエージェントやdodaも多くの非公開求人を保有していることを公表しており、転職市場では一般的な仕組みといえます。

企業が求人を非公開にする4つの理由

企業があえて求人を公開しないのには、採用側の合理的な事情があります。代表的な理由は次の4つです。

  1. 採用戦略を知られたくない:新規事業の立ち上げや重要ポジションの募集は、競合他社に動きを察知されたくないため非公開にされることがあります。
  2. 応募の殺到を避けたい:知名度の高い企業が公開で募集すると応募が集中し、選考の負担が大きくなるため、条件に合う人材に絞って募集します。
  3. 社内や取引先に配慮したい:退職予定者の後任募集など、公にしづらい事情があるケースです。
  4. 急いで採用したい:求人広告の準備を待つより、エージェントから条件に合う人材をすぐに紹介してもらうほうが早い場合です。

非公開求人のメリットと注意点

非公開求人には求職者にとってのメリットがある一方で、事前に知っておきたい注意点もあります。

メリット

  • 応募者が限定されるため、競争率が比較的低い傾向があります
  • 重要ポジションや専門職など、公開されにくい求人に出会える可能性があります
  • 担当者から募集の背景や求める人物像を詳しく聞いたうえで応募を判断できます

注意点

  • 非公開だからといって、好条件の求人とは限りません
  • 紹介されるかどうかは経歴や希望条件との相性次第で、誰にでも案内されるわけではありません
  • 「非公開求人多数」という宣伝文句だけでは、エージェントの質は判断できません

なお、年収などの条件は求人ごとに異なるため、公開・非公開にかかわらず、内定時に労働条件通知書などの書面で確認するのが一般的です。

非公開求人を紹介してもらうコツと伝え方の例文

非公開求人は、担当者が「この求人に合う」と判断した求職者に紹介されます。面談やメッセージで希望を具体的に伝えることが第一歩です。そのまま使える例文を3つ紹介します。

公開されている求人だけでなく、非公開求人も含めて幅広く検討したいと考えています。私の経歴でご紹介いただけるものがあれば、ぜひご案内ください。
〇〇業界の△△職を希望しています。年収は現職と同水準以上が理想ですが、仕事内容によっては柔軟に検討します。条件に近い非公開求人はありますか。
ご紹介いただいた求人が非公開になっている背景を教えていただけますか。応募するかどうかを判断する材料にしたいと考えています。

また、職務経歴書を早めに提出して転職意欲を示すと、紹介の優先度が上がりやすいとされています。エージェントごとに保有する非公開求人は異なるため、2〜3社に登録して比較するのも有効な方法です。

よくある質問

Q. 非公開求人って怪しくないの?

A. 怪しいものではありません。企業が採用戦略や社内事情への配慮から、あえて公開していない求人が非公開求人です。大手エージェントも多数保有する一般的な仕組みですが、非公開の理由が気になる場合は担当者に募集の背景を確認すると安心です。

Q. 非公開求人のほうが条件がいいって本当?

A. 一概には言えません。重要ポジションや専門職など、好条件の求人が含まれる傾向はありますが、非公開だから優良とは限りません。公開・非公開にかかわらず、仕事内容や待遇を自分の希望と照らし合わせて冷静に判断することが大切です。

Q. 非公開求人はどうやったら紹介してもらえるの?

A. 転職エージェントに登録し、キャリア面談で希望条件と経歴を具体的に伝えるのが基本です。職務経歴書を充実させ、転職意欲を示すと紹介されやすくなる傾向があります。複数社に登録すると、出会える非公開求人の幅も広がります。

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